現代人のからだの悩みの中で、腰痛・肩こりは非常に多い症状です。
一生を通じて腰痛・肩こりをまったく経験しないという人は、おそらく1人もいないのではないで
しょうか?
原因は様々ですが、普段の生活の中で引き起こされることが多い症状なので、日常生活を
見直すことから始めてみましょう!
腰痛を起こす原因として考えられるのは、一般的には整形外科的なものですが、内科疾患で
でも引き起こされることがあります。また近年の高齢化において増加している加齢・老化によ
る腰痛、一方、若年者では姿勢の悪さ、体幹筋(腹筋・背筋)の弱化などに起因する姿勢性腰
痛症などもあります。腰痛に悩む多くの人は後者のタイプが多いのではないでしょうか。
腰椎は真横から見るとゆるやかにカーブ(生理的弯曲)しています。この腰椎のカーブは腰に
かかる上半身の重みを受け止め、骨盤の上に背骨をまっすぐに立てるために必要なものです
。このカーブを支えるのは腹筋と背筋のバランスです。運動不足や姿勢の乱れなどでこのカ
ーブが崩れるために慢性の腰痛が引き起こされることがあります。
肩の周辺の筋肉は腕を支え、日々いろいろな動きで酷使されながら、重い頭を一定の位置に
支えています。そのため主に両肩から背中にかけてV字状に伸びる『僧帽筋』付近の筋肉が
緊張を起こすことにより肩こり症状がでます。
筋肉は緊張や弛緩を繰り返し、栄養や酸素を含んだ新鮮な血液を取り込んだり、老廃物や疲
労物質(乳酸)を静脈に乗せて捨てたりすることで筋肉を正常な状態に保っています。運動不
足や、悪い姿勢、精神的ストレス、老化などがあると肩周囲の筋肉は緊張します。すると筋肉
に新鮮な血液が届かず、老廃物や疲労物質が蓄積されることにより、筋肉が硬くなり不快や
痛みが生じます。この不快や痛みが刺激となり、更に筋肉を硬直させ悪化していきます。また
他の病気が原因で肩こりが生じることもあります。


